周りのお店と同じ土俵で勝負すべきではない

僕が店長を務めて来たお店の1つに駅からも遠く、通行量も少ないお店がありました。

お客さんは完全に近隣の人達で、売り上げは毎月赤字になるかならないかぐらいのお店でした。

 

そんな立地でもライバル店は多く、

同業のラーメン店、

パスタ屋さん、

中華料理屋さん、

喫茶店、

 

夜になれば居酒屋さん、

お寿司屋さんなどのお店もライバルになります。

 

それだけ多くのお店が少ない近隣のお客さん相手に商売をしている状況でした。

 

このお店は当時の僕には力がなく最終的には閉店に追い込まれました。

 

この場所にお店を出す事も、

この場所で出す味も全ては会社が決定した事ではありますが、

そのお店を任された僕としては未だに忘れる事が出来ないお店となりました。

 

今の僕なら確実にこのお店を黒字化する事が出来ると思います。

しかし、当時の僕にはそれがかないませんでした。

 

当時の僕は他のライバル店との差別化を図るためにランチタイム限定のセットメニューを打ち出したり、

夜は時間限定で生ビールを半額にしてみたりと

他のお店と差別化を図る事ばかりを考えていました。

 

最初はそれでもお客さんは来てくれますが、

他のお店が同じ様なサービスをはじめると結局、お客さんはそれぞれのお店に分散して行く事になります。

ようは、価格競争やサービス競争に巻き込まれて行く事になります。

 

結局はこっちが何かをはじめると、ライバル店も何かをはじめるという堂々巡りです。

 

それでも最初はこの不毛な競争に競り勝ち、ライバル店はいくつか消えて行きました。

しかし、結局はその後に新しいお店が出来てまたライバル店になるという連鎖です。

 

こんな事を繰り返していては最終的には自分のお店も消えて行く運命にある訳です。

 

当時の僕の失敗は、周りのお店と同じ土俵に立ってしまった事でした。

差別化を図るなら絶対に周りのお店と同じ土俵で勝負するべきではありませんでした。

 

近隣の限られたお客さんを取り合うより、

遠方からのお客さんに足を運んで貰う事に力を注いだ方が結果的には近隣のお客さんにも足を運んで貰え、周りのお店に対しても圧倒的な差別化を図る事が出来た訳です。

 

これが出来ると、不毛なサービ競争や価格競争には一切巻き込まれる事無く独自の道を歩んで行ける事が出来るようになります。

 

もはや周りのお店は関係なくなって来ます。

これを狙って出来るようになるには自己ブランディングを学ぶしかありません。

 

あなたのお店のイメージが周りの人達から見た時にどう写るのかを構築して行く方法です。

見せ方1つで商品の価値は何倍にも跳ね上がります。

 

あなたの作ったラーメンにも付加価値を付けて、お客さんから見た価値を高めて行きましょう。

 

価値が高まれば、遠方からでもあなたのお店まで足を運ぶお客さんはいくらでもいますから。

 

ブランディングについてはこちらの記事でお話ししています。

 

 

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