お店の従業員は何の為に働いているのか?

 

お店を運営して行く上で従業員の育成は必須になります。

育成がしっかりと出来て人を育てる事が出来ると、

自分の仕事が楽になる事はもちろん、お客さんにとっても満足度の高いお店として、

何度もお店に足を運んで貰える事に繋がって行くと思います。

従業員を育てる事のメリットや育成が出来ない事のデメリットなどは以前の記事にも書いたので、

そちらを参考にして頂ければと思います。

 

ラーメン店での従業員の育成について…

 

そもそもお店で働く社員、アルバイトを含めた従業員は何の為にお店に働きに来ているのでしょうか?

 

ここの動機付けの部分をしっかりと考える事で、

自分と従業員の意識の違いが明確に理解出来るようになり、

育成方法も大きく変わって来るのではないでしょうか?

 

僕がよく聞く、

「あいつはやる気がない」とか、

「責任感がない」とか、

「向上心がない」だとかそういう事も理解出来るようになると思います。

 

 

特に、パートやアルバイトで働きに来てくれている人などは、

生活の為に必要なお金を得る為に仕事に来ている人が殆どだと思います。

 

そういう人達にとっては、どんなにすばらしい技術や知識が学べるような環境を整えてあげても、

そこに対する魅力は殆どありません。

こういう人達にとっての一番の魅力は時給になってきます。

 

逆にラーメン店に社員で働きに来てくれる人は、

給料も勿論、大事な事の1つの要素ではありますが、

前提としてラーメン作りに興味がある人が多いと思います。

 

こういう人達にとってはラーメン作りがしっかりと学べ、

ラーメン店を運営して経営に関われる環境というのは、

給料の他にも大きな魅力の1つになって来ます。

給料が安くても、労働環境が厳しくても、

そこで働きたいという大きな動機になって来る訳です。

 

僕がラーメン店で働きたいと思ったのも、

給料では無く、好きな事をしながら、好きな物を作りながら、

それらを学びながら、働く事が出来るという事に魅力を感じたからです。

 

ここまでの話で従業員がお店で働く上で一番大事な、

「動機」の部分は改めて理解出来たと思います。

 

 

育成を行う上で最も大事な事とは?

 

人を育てる上で最も大事な根幹はモチベーション管理だと思います。

ここが出来ないといくら相手に想いを込めて伝えても、それは全く伝わる事はありません。

仕事として、義務的には動いてくれたとしても、

それはあなたが期待して、満足する仕事とはかけ離れたものになっていく事でしょう。

 

それが、

「やる気がない」とか、

「責任感がない」とか、

「向上心がない」とか、そういう風に映る原因になってしまう訳です。

 

原則として、

最初は従業員と経営者の間には大きな「モチベーション」の隔たりがあります。

 

  • ここをどれだけ埋める事が出来るのか?
  • どれだけ従業員にやりがいを与える事が出来るのか?
  • どれだけこの「モチベーション」を持たせ続ける事が出来るのか?
  • どれだけ自分と同じ”想い”で仕事に取り組んで貰える事が出来るのか?

 

ここは常に考えて、与え続けて行かなければいけない所です。

 

これがしっかりと出来るようになると、

最初は生活の為とお金の為に働きに来ていたアルバイトが、

仕事にやりがいを感じて、いつの間にか時給以外の所に魅力を感じてくれるようになり、

こちらが望む以上の仕事をしてくれるようになり、

お店にとって欠かす事の出来ない存在へと成長する事もあり得ます。

 

仕事だからと、無理やり作業を押し付けているだけでは、

そのお店を信用して任せられるような人材は育たないでしょう。

 

細かい仕事の順序や技術を教える前に、

従業員のモチベーションをしっかりと把握して、

その人その人に合った「やりがい」を与えて行く事がとても重要な事だと思います。

 

これは簡単な事に聞こえるかもしれませんが、

かなり大変な事で、

理屈では理解していても、実際に行える事が出来る人はかなりの少数だと思います。

 

日々の業務をこなしながら、従業員にも常に目を配り、

目標や、やりがいを与えながら少しづつ成長して行くように改善したり、修正しながら、

正しい方向に導いてあげる事が「育成」というものに繋がって行くんだと思います。