お店で雇える従業員の数は売り上げによって決まる

 

ラーメン店にも大小様々なお店があり、

そこで働いている従業員の人数も様々だと思います。

これはお店の規模やそのお店の仕事量にもある程度左右されますし、

そのお店の在り方や、会社事情などに影響される所もありますが、

そのお店で働く人数を決定出来るのは売り上げで決まってしまいます。

 

小さなお店でもたくさんの従業員がいるお店もあれば、

比較的大きなお店でも常に少人数で営業しているお店もあります。

 

小さなお店で多くの従業員を抱える理由として考えられるのは、

「育成」の為だと思います。

そのお店の事だけを考えると、

仕事を効率化出来る部分を探して、

1人1人のスキルを上げて仕事量を増やし、

少ない人数で営業出来るようにする事が必須になります。

 

しかし、先を見据えて次のお店などを考えている場合などは、

人数をかけて、しっかりと育成して次のお店の為に従業員を教育して行く事で、

次のお店が決まった時にスムーズにオープンする事が出来るという訳です。

 

逆に比較的に大きなお店でも、少ない人数で営業している所などは、

 

  • お店のオペレーションがある程度固まっている
  • 人手不足
  • そもそも従業員を雇う事が出来ない

 

などの理由が考えられます。

 

お店のオペレーションが固まり、

従業員が成長して少ない人数でお店が営業出来るようになっているのならば、

これは理想的なお店です。

 

人手不足の場合は、これはしっかりと募集をかけて、お客さんに迷惑を掛けないように、

現状の人数でなんとか乗り切るしかありません。

(以外とこういうお店も多いです)

 

お店の売り上げ的にそもそも従業員を雇う事が出来ない、

これはかなり大変です。

 

僕にも経験がありますが、

これを改善するのは、お店として根本的に見直す必要があります。

僕が働いていたお店は売り上げの半分以上が11時30~13時30ぐらいのランチ営業で作られていました。

それ以外の時間帯はお客さんも常に疎らな状態です。

 

しかし、11時30~13時30ぐらいの時間帯は相当な忙しさです。

この時間帯だけは、繁盛店と何ら変わりなくお客さんが来店してくれます。

 

僕はこのお店の10倍以上の売り上げがあるお店でも働いて来ましたが、

このピーク時の忙しさはどちらのお店でも全く変わりません。

 

本当はこのピーク時はもう一人従業員が欲しかったのですが、

この2時間だけに働きに来てくれるようなパートやアルバイトはいません。

かと言って、それ以上の時間も働いて貰うだけの人件費に余裕はありませんでした。

そのお店では、それ以上の人数で営業する事が物理的に厳しかった訳です。

 

この雇える従業員を決めて来るのは売り上げになって来ます。

売り上げによって使える人件費は必然的に決まってしまいます。

ここを考える事無く、

ただ、忙しいからという理由でアルバイトなどを増やすとお店は成り立たなくなってしまいます。

 

これは、家賃、原価、光熱費などとの兼ね合いもありますが、

人件費は売り上げの30%ぐらいを見て行く事が妥当だと思います。

 

たぶん40%を超えて来ると危機的な状況になるお店が殆どだと思います。

 

そう考えると、お店の平均売り上げから逆算すれば、

1カ月に使える人件費は自ずと出てくると思います。

という事はその金額を1カ月の日数で割れば1日に使える人件費はわかりますよね?

 

この決められた”枠”の中でどういう風に人を使って行くかを決めるのがお店の責任者の仕事です。

 

だからこそ、小さなお店でも売り上げのあるお店は余裕のある人数で営業する事が出来ますし、

比較的大きなお店でも、売り上げによっては少数でお店を営業しなくてはならない状況になる訳です。

 

そして、この売り上げは

客数×客単価で決まっているという原則をもう一度よく考えてみると、

色々な事が見えて来るのではないでしょうか?