限定メニューは誰をターゲットにして作るのか?

 

多くのラーメン店では、

期間限定メニューであり、

数量限定メニューなどを季節が変わるたびに行っていると思います。

 

その季節ごとの旬な食材を使用した限定メニューであったり、

夏場などは多くのお店で冷やしの限定メニューが開始されますよね?

 

この限定メニューを考える為に、

お店側は頭を悩ませ、

何度も試作を重ね、

夜遅くまで、試行錯誤を繰り返していたりする訳です。

 

では、なぜそうまでして限定メニューを作るのでしょうか?

 

1つはお店側のプライドであったり、純粋な探求心であったりします。

毎日同じ食材を使用して、

毎日同じクオリティーのものを作り上げる事が求められる中で、

作り手側はその中でも、より深く、よりおいしく出来ないか?

と毎日試行錯誤しながら決められた”枠”の中で戦っていたりします。

 

この”枠”を一切取っ払う事が出来るのが限定メニューであったりします。

 

今まで培ってきた技術や知識を”枠”にとらわれる事なく、

如何なく発揮して、全くの新しいものが創造出来るという事です。

 

その結果、お客さんからの評判がいいメニューは、

通常のレギュラーメニューに昇格してお店の看板メニューになりうる事もありえます。

 

1つの見方としては、

限定メニューは調理人としての腕の見せ所であり、

自分のセンスをお客さんに再確認して頂く事が出来る”場”であるとも言えます。

 

しかし限定メニューを行う事の本質は、

リピーターのお客さんに向けたものであるべきだと僕は考えています。

 

勿論、限定メニューが目当てで新規で来店してくれたお客さんがファンになってくれて、

レギュラーメニューも気に入ってくれて、リピーターになってくれる事もあると思います。

 

しかし、それはあくまでも付加価値として捉えるべきです。

 

限定メニューを販売する事の本質は、

リピーターのお客さんを飽きさせない為の戦略として考えるべきだと僕は思います。

 

経営的に見ると、

失客率を減らす為の戦略だと捉えて、

コンセプトを考え、ターゲットを定めた上で作り上げるものだと思います。

 

前述したように、作り手側のプライドや探求心である部分は1つの魅力になります。

むしろ、そういう部分は個人的には大好きな所です。

自分が作りたいものを作って、結果お客さんにも満足して頂ければそんな最高な事はないと思います。

 

僕が言いたい事は、

限定メニューを考える時に、ターゲットにすべきお客さんはリピーターのお客さんであるという事です。

 

人間とは、どんなにおいしくて好きなものでも、

ある一定のラインを超えると飽きてしまいます。

 

この”飽き”を感じさせないように工夫をする事もお店を運営して行く上で大事な事だと思う訳です。

そこをこの限定メニューを用いて、上手く活用して、

常にお客さんに選ばれるお店を作って行く事が、経営する側に求められる事だと僕は思っています。